<防災訓練2023 Part1 inヴィラ都筑>
3月22日(水)
3月のぽかぽか陽気になった晴天の日に、ヴィラ都筑では半年に1回定期的に行う「防災訓練」を実施しました。
今回の防災訓練は
【1】1Cユニットキッチンからの、漏電による火災を想定した避難訓練
①イーバックシステムによる避難
②シーツ担架法による避難
【2】消火器を使った消火訓練
【3】BCP訓練 (BCP概要説明、BCP発動時の物品保管場所の確認)
と、盛沢山な内容です。
火事や災害は、昼夜関係なく。また天候も関係なく。
ある日突然、私たちの身に起こるかもしれません。
120名の利用者さんの命を守るため、ヴィラ都筑の職員はどのように動くのがベストなのか、今この記事を見ているあなたも、ぜひ一緒に考えながら読んでみてください!
では、スタート!!!
【1】1Cユニットキッチンからの、漏電による火災を想定した避難訓練
1Cユニットのキッチンです。
あっ! 火災が発生しました!
★施設長からのワンポイントレッスン★
火災報知器を確認に行くときは、消火器と持ち、ヘルメットをかぶって行きましょう!
初期消火 失敗!(訓練です)
事務所に連絡し、避難を開始します。
防火扉を閉め、さあ避難です!
ユニットに集合し、安否確認。
次は、施設外避難へ移行します。
ヴィラ都筑には、東側と西側の両端に非常階段があります。
ABCユニットは東側へ。DEFユニットは西側へ、避難します。
今回は東側に密着取材します。
東側の非常階段は、かなり高さがありますね。
ここから利用者さんを安全に降ろすのは、とても大変そうですね。
本当に火事や災害が起こった時には、消防署が到着するまでの間は職員だけで避難活動をしなければなりません!
さあ、気合を入れて利用者さんを降ろす訓練です!
①イーバックシステムによる避難
イーバックシステムとは。
階段避難車イーバックシステムのことです。
災害時、エレベーターなどが使用できない場合に一人の操作者によって、歩行が困難な方を階段を利用して安全・スムーズに階下へ避難させることができるものです。
モーター・エンジンなどの銅緑は一切使用せず、平坦フロアは車椅子のように走行できるものです。
ヴィラ都筑には、イーバックシステムが2台ありますので、片方の避難階段での活動が終わったら、応援に来てくれます。
②シーツ担架法による避難
シーツを使って利用者さんを階下へ降ろす方法です。
普段、ベッドで使用しているシーツです。
基本男性4名で行います。
前の方は、力持ちの人が担当するとイイそうです。
手は順手。
シーツをたぐります。
前方の職員が、利用者さんの膝の位置にシーツを当てて。
座っていただきます。
★施設長ワンポイントアドバイス★
手は順手。利用者さんの体のすぐ近くまでシーツをたぐり、短かめに持つと無駄な力が要りません。
さてここで問題です!
寝たきりの方を階下へ避難するのは、どうしたら良いでしょうか?
寝たきりの方のシーツ担架法があります。
利用者さんをシーツの上に寝かせます。
順手でシーツをたぐります。
ここで、職員は膝を立てます。
膝の上に、いったん利用者さんを乗せます。
ここでもう一度、シーツを短めに持ち直して!
肩の方の人は、利用者さんの方ギリギリまで短くね!
★施設長ワンポイントアドバイス★
立位可能な方にはイーバックシステム。
そうでない方にはシーツ担架法。
利用者さんの状態に応じて避難方法を変えると、避難がスムーズに行えます。
今回の避難訓練には、本部の広報の方も参加してくださいました。
イーバックシステムとシーツ担架法に、実際に参加して頂きました。
本部の方も「貴重な体験ができました」と仰ってくださいました♪
Prat2へ続きます!
Part2は、【2】消火器を使った消火訓練 からスタートします。
お楽しみに♪