<防災訓練2022 inヴィラ都筑>
本日、避難訓練を実施しました。
今回の制定は、
「日中・地震発生後、施設西側のがけ崩れ・火災・東側への避難誘導」です。
10:00 地震発生
緊急地震速報が鳴り、約10秒後に揺れを確認。即座にセイフティーゾーンへ移動し、頭部を守りながら揺れが収まるまで待期します。
※セイフティーゾーンとは。廊下やガラスから離れた場所など。
斜面のがけ崩れを発見。1ABキッチンにて漏電火災発生。
事務所内管理者に状況報告。火災の初期消火を実施。
さて、ここで。
職員のみなさんは、ユニット内や施設内の消火器の設置場所を知っていますか?
いざという時のために、日ごろから確認しておきましょう!
訓練では、初期消火に失敗の想定です。
1ABユニットから、反対側の1EFユニットへと利用者さんと避難します。
1EFユニットの防火扉から外に出るためには、階段を降りる必要があります。
ヴィラ都筑には、イーバックシステムという、女性でも階段から車いすの利用者さんを降ろすことのできるシステムが2台あります。
それを取りに行きます。
さて、どこに保管してあるでしょうか?
答えは屋上です。
非常階段を、イーバックシステムで降りていきます。
イーバックシステムを初めて使う職員にレクチャーしながら、みんなで何度も練習します。
下まで降りたら、車いすに乗り換えて、安全な場所まで誘導します。
ヴィラ都筑は、1ユニット10名の利用者さんが入所されています。
10名をイーバックシステムで階段から降ろすのに、どのくらいの時間がかかるでしょうか?
時間を計ってみました。
約15分。何往復もするうちに、イーバックシステムの使い方が身についてきて、どんどん安定して早く降ろせるようになっていきました。
やはり、実際に使ってみて、体で覚えていくのが一番ですね。
その後、消火器の使い方の訓練です。
今回の避難訓練も、参加者全員が真剣に取り組むことができました。
職員全員が防災の知識を持ち、もしもの時には落ち着いて行動できるよう、今後も定期的に訓練を実施していきます。